なぜ今?!熊本県は地価上昇しているのか?3つの上昇!

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上昇1

世界的半導体メーカー進出が
熊本に起こす上昇!

世界トップクラスの台湾の半導体メーカーが、熊本県菊陽町に工場を建設し、2024年末までに生産を始めようとしています。その隣にはiPhone向けのカメラを製造しているソニーの工場があり、ソニーはその世界的半導体メーカーから半導体を調達する予定です。
世界的半導体メーカーの工場建設が呼び水となって、半導体製造装置を作る会社や材料を供給するメーカーなどが九州に新工場を建てたり既存の工場を増強したりしています。

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熊本県に「世界的半導体メーカー特需」と呼ばれる経済効果が生まれており、地価や賃金相場が大きく上昇し大いに活気付いています。

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上昇2

温まった熊本経済の中で起こる、
地価・賃金・物価の上昇の連鎖!

上昇している熊本の地価

昨年の地価調査では熊本の世界的半導体メーカー工場地が30%超という驚異的な上昇率を記録し、基準地別では全国1位の上昇率となったことが話題となりました。今年も熊本県内の商業地や住宅地の地価は6年連続の上昇で、九州・沖縄でトップの地域もありました。
ブランシエラ熊本中央にほど近い熊本市中央区南熊本4-6-9は6.0%の増で熊本県内3位の上昇です。
地価上昇の動きはマンション価格や賃貸相場を押し上げています。
熊本市内中心部では新築マンションの販売価格が1億円を超えるものも複数登場しています。

※2022年[令和4年]基準地価では工場地の「熊本県菊池郡菊陽町大字原水字南下原1333番1」が31.58%という驚異的な上昇率を記録し、基準地別で全国1位の上昇率となりました。

資産価値が落ちにくいエリア熊本中央

活気づく熊本の中央区の不動産は、実需のみならず投資物件としても期待できることから、マンションの資産価値が今後も落ちにくいだろうと注目を集めるエリアになってきています。

サクラマチクマモト
サクラマチクマモト(徒歩15分/約1,180m)

熊本県の公示地価平均 過去5年の推移

公示地価平均 坪単価平均 変動率
2023年 9万8873円/m² 32万6853円/坪 +1.95% ↑
2022年 9万6547円/m² 31万9166円/坪 +0.84% ↑
2021年 9万5690円/m² 31万6332円/坪 +0.34% ↑
2020年 9万1861円/m² 30万3675円/坪 +1.85% ↑
2019年 8万5888円/m² 29万3928円/坪 +1.72% ↑

過去5年の熊本県地価の推移を見ると、コロナの落ち込みはありますが上昇傾向が続いています。

※国土交通省提供のオープンデータを参照。
※変動率は、各地点の変動率の平均となります。(平均地価の変動率ではありません)

上昇3

市場規模の成長で
更なる進化を期待!

日本政府は世界的半導体メーカー工場を「経済安全保障の要」として最大4760億円の補助金投入を表明しています。※1
世界の半導体市場規模は2022年には約6000億ドルですが、経済産業省は2030年には1兆ドルまでに成長すると予測しています。※2
熊本市中心エリアは世界的半導体メーカーの新工場建設が追い風となり、今後の成長と進化が期待されています。

※1 経済産業省 認定特定半導体生産施設整備等計画を参照。
※2 経済産業省 半導体・デジタル産業戦略検討会議を参照。

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※世界的半導体メーカーの時価総額はトヨタの倍以上(23年2月時点)あります。

熊本中心エリアから空港へのアクセスも進化

世界的半導体メーカーの進出や関連企業の集積により人や物の流れが大きく変化することが考えられ、熊本中心エリアと阿蘇くまもと空港間の空港アクセス鉄道の整備が検討されています。
阿蘇くまもと空港とJR豊肥本線間に新たに鉄道を整備することにより、

  • ●熊本駅から阿蘇くまもと空港への所要時間が大幅に短縮
  • ●熊本県内に導入されている観光列車と連携
  • ●世界的な観光地 阿蘇地域へ好アクセス

と熊本中心の利便性と同時に九州全体の回遊性も高まり観光客の増加も期待されます。
また、阿蘇くまもと空港は九州の中央に位置し、今後、国際線・就航路線数や旅客数を大きく増やす目標を立て、世界と地域にひらかれたセントラル空港として九州を支える役割を期待されています。

※熊本県交通政策課 空港アクセス整備推進室 空港アクセス鉄道パンフレットを参照。

  • JR熊本駅周辺イメージ
    JR熊本駅周辺イメージ
  • 阿蘇くまもと空港
    阿蘇くまもと空港
  • 阿蘇イメージ
    阿蘇イメージ