HISTORY

歴史

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昔から変わらない街の中心

鹿児島本港区の
あらまし

ブランシエラ鹿児島の立地する鹿児島本港区と隣接する堀江町エリアは、かつて埋めたてられたり、あるいは海沿いだった場所です。
江戸時代は鹿児島へ入港する船が多く、大量の交易をさばくために、都市づくりにも合理性が追求されたものと思われます。その恩恵が現代の地図に残り、鹿児島の経済発展に大きな役割を果たしています。

■いづろ通り
いづろ通り交差点に大きな石燈籠が建っています。いづろの名は「石燈籠」に由来し、「いしどうろう」→「いっどろ」→「いづろ」と、鹿児島訛りで縮まったものと言われています。
いづろ商店街は毎年、交差点そばの大国主神社をいただき、「六月燈」という夏祭りを行っています。周辺で飲食を提供したり、簡易ステージを催したりしてにぎわいます。石燈籠が歴史的なシンボルとして祭りに重厚さを添えてくれます。

ウォーターフロントやドルフィンポート跡地など、いまなおこの地域に注目が集まるのは、地理的重要性が江戸時代からいささかも変わらずにいるためです。

ウォーターフロントパーク
再開発構想

鹿児島県は平成31年2月に「鹿児島港本港区エリアまちづくりグランドデザイン」を策定しました。鹿児島本港区「ウォーターフロントパーク」「ドルフィンポート跡地」と、付随する海岸エリア約30haの土地の有効活用を図っています。
開発コンセプトとして次の3項目をあげています。
①かごしまの多彩な魅力を発信する人・モノ・情報の交流拠点
②かごしまの魅力を体感できるエンターテインメント空間
③景観資源(錦江湾や桜島、歴史的建造物)を活かした魅力ある空間

本港区再開発により、周辺地域への経済効果が予想されています。特にいづろ通り周辺は、マイアミ通りを通じて天文館とウォーターフロントパークを接続する天文館側の要所で、多大な恩恵を受けるでしょう。交通の便が良く、周辺に宿泊や商業施設が多いので、スポーツ観光の活況の受け入れが期待できます。人流が変わり、中心市街地との回遊性等による経済波及があれば、地域の価値は一層高まるでしょう。

※掲載の写真は2022年8月に撮影したものです。

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