不動産経済コラム

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Vol.09

寝る前の10分で翌朝すっきり、毎日のお手軽身体ケア

2017.04.27

CHISATO

大学在学中にヨガと出会い、インストラクターの道を志す。大学卒業後はヨガの本場インドで経験を積み、帰国後インストラクターとして活動を開始。現在は日本中を飛び回り、ヨガの魅力を広め続けている。

毎日しっかり寝ているのに、思ったほど前日の疲れが抜けず、週末にはぐったりしてしまっている、という方は多いのではないでしょうか。そんな悩みを解決するために効果的なのが寝る前のストレッチです。気になる箇所ごとにストレッチをして、翌朝気持ちよく起きられるようにしましょう。

疲れがたまっている部位に合わせたストレッチを

営業の方、デスクワークの方、力仕事をしている方など、職種よって、疲れがたまりやすい箇所は違ってきます。以下で部位ごとに効果的なストレッチを紹介していきましょう。


肩コリには背中の筋肉を伸ばす

背中の筋肉が固まってしまうと、肩まわりの動きが悪くなり、肩コリの原因となります。背中の筋肉をほぐすには、ヨガの「チャイルドポーズ」をしてみましょう。
①正座をします。
②両手を前方に伸ばします。
③伸ばした両手をそのままに、息をゆっくり吐きながら上半身を前に倒していきます。この時、お尻が浮き上がらないように注意し、お腹が太ももに密着するようにイメージしてみましょう。
④そのまま深呼吸をしながら30秒ほど姿勢をキープしたら、最後にゆっくりと身体を起こします。


腰痛には腰を支える筋肉を伸ばす

腰は背中やお尻、太ももなど、周辺の筋肉によって支えられています。腰痛を防ぐには、それらの筋肉をほぐしてあげるようにしましょう。こちらではヨガの「ガス抜きポーズ」が有効です。
①あおむけに寝て、両ひざを抱えます。
②息を吐きながら、両腕でひざを胸に引き寄せ、上体を起こします。
③このポーズを維持したまま、30秒ほど深呼吸をしましょう。


デスクワークの方には目のまわりのストレッチ

デスクワークの方は目の疲れも気になるのではないでしょうか。そんな時は、1点を見続けて固まってしまった目の周りの筋肉をほぐしてあげましょう。
①最初にまぶたをぎゅっと強く閉じて5秒間キープします。
②目を思いっきり見開き5秒間キープします。
これを1セットとして、1回に5セット行いましょう。


最初は、一番気になる箇所のストレッチから始めてみて、慣れてきたら気になる箇所に合わせて違うストレッチを組み合わせていきましょう。

ストレッチの効果を高めるために

寝る前に入浴するという方が多いと思いますが、ストレッチは入浴後に行うとよいでしょう。湯船につかることによって筋肉が温まり、ほぐれやすい状態になるため、より効果が高まります。ここで心がけたいのが “適度にストレッチをする”ということです。寝る前に汗をかくほど身体を動かしてしまうと、逆に眠れなくなってしまうので注意が必要です。
寝る前の10分程度の時間であれば、普段なかなか時間を取れない方でも、スポーツクラブに通ったりするよりも気軽に始められるのではないでしょうか。毎日続けていれば、徐々にその効果を実感できるはずです。様々な効果を期待できる寝る前ストレッチを、是非実践してみてください。

2017年4月掲載
※掲載の写真は全てImage photoです。